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いなり こまめの子育てブログ

主婦こまめの妊娠・出産・育児ブログです。

【妊娠】病院を変えるぞ

前回の血液検査で、私は妊娠糖尿病である、と診断された。

担当の医師からは、自分で食事を見直しつつ要観察、といわれた。

私はなんとなく、それに違和感を感じた。

イヤイヤ、妊娠で不安なのに、そのうえ糖尿病とされたのに、食事の指導の一言すらないの?と。

私はもちろんネットなり本なりに頼って自分なりに調べるつもりではあるけれど、その方法を調べない人だったら?または間違った方法で過ごしていたら??

不信感しかなかった。

最初にかかったときから態度が冷たい女医さんで、とても苦手だったのもあって、すぐ決意した。

早々に病院を変えよう。

産後実家に帰る予定ではあったもののさほど遠くないのでこのままこの病院でとも思ったけれど、とにかくイヤになった。

 

旦那さんにも伝えた。

実家に少しでも近い、総合病院に変えると。

旦那さんは病院が変わることについてはもちろんすぐ理解を示してくれた。

けれど

「こまめは女医さんが冷たい冷たいっていうけど、そんなにひどいの?いくらなんでも産婦人科の先生でしょ?そこまで冷たい態度って、考え過ぎじゃない??」

と女医さんのことについては少々疑問が残ったようだった。

実際にかかっている私の体感としては、とにかく自分から質問すると「は?」みたいな反応しか返ってこないし、はじめての出産なのに不安なことを素直に聞くことすらできないなんてイヤすぎる。

病院を移動するための紹介状を書いてもらいに行きたいから旦那さんも一緒にきてくれ、と言った。

 

紹介状を書いてもらう日。

旦那さんもはじめての子どものことだから、と、快諾してくれて参戦。

 詳細は虚しいので書かないけれど、旦那さんの感想としては、

「うん、こまめの言いたいことがわかった」

だった。

次の病院の先生はいい人だといいね、と二人で話した帰り道だった。

 

そして後日、悲しみの末に入手した紹介状と、その頃にはもう発行してもいいと了解を得て発行してもらった母子手帳を握りしめ、新しい総合病院へ。

事前に電話で問い合わせた時にとにかく待ち時間が長い、ということは教えてもらっていたけれど、実に長かった。

ながーーーーい時間を待ち続け、診察室に入ると小柄で若い女医さんがいた。

笑顔。

笑顔である。

前の病院ですごく冷たい態度を取られ続け心が折れていた私には、その笑顔が救いだった。

大げさじゃなく女神に見えた。

診察をしてもらって、赤ちゃんが元気だっていうことを教えてくれた。

血液検査で妊娠糖尿病の診断が出たことも、大丈夫ですよ、と安心させてくれた。

同病院の血液内科を紹介するから、と予約を取ってくれるときも

予約日を産婦人科と合わせて診てもらえば来る回数を減らせて負担が少ないから、そっちの先生と連携取っておきますね、とかささやかな気遣いがうれしかった。

追々しったんだけれど

妊婦ってね、ホルモンのバランスがガッツリかわってメンタルが不安定になりがちなんんですって。

このときの私はこの先生の優しさに思わず診察室出た瞬間ちょっと涙目だったよね。

うれしくて。

気を抜いてたら絶対泣いてた。

根拠があってもなくても、先生の「大丈夫」って言葉は安心できるのよ。

初めての妊娠で、しかも高齢に入るので、まー不安だらけだった私がはじめてお医者さんから「大丈夫」と言ってもらえたんだから、ほっとしたよね。

この先生に出会えて、本当によかった。

 

そうして、私はこの先生に

出産、退院するまでたいへんお世話になることになるのでした。